アカデミー賞が飛びついた!映画「セッション」
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観て参りました。
触れ込み、批評、もろもろ
頭に入れずに
真っさらな状態で観劇。

音楽的に
あれは?これは?
なんて目線で観たらオモローないでしょ!

私はストーリーだけを。

とても手に汗握る!
後半グイグイ魅せてくる!
ドラえもんグー✊(๑•̀ㅂ•́)و✧加速がとまりません。

面白かった。
気迫、気力、十二分に持っていかれます。

先ずはお腹を満たして

ふた皿ありますが
ひとり分です。ŧ‹" ŧ‹"(*´ㅂ`*)ŧ‹" ŧ‹"

…………………チョイネタバレ注意……………

酷評だったり、
素晴らしい!の差があると耳にしてたのは十分観てわかりました。

罵詈雑言
グッサグサに叩きのめされます。
潰れるまで地の果て見えなくなるまで
息耐えてしまうまで。
自死してしまうじゃないか!?
しましたね。

兎に角、イジメ かも
いや、イジメでしたね。

しかし
そこに嫌悪感よりも

学生時代を思い起こすと
私にも
そんな時代があったなぁと。

フルートを吹いていた中学生時
コンテスト前に集中レッスンを受けに先生のもとへ。

いゃ〜親にも言われた事の無いような
他所様の娘にそこまで言うか!?
と言う程の悪態、辛辣な言葉の羅列。
怒鳴り散らされ、
間違えると
フルートの先でおデコを容赦無く突かれる。
コンッ なんてカワイイものじゃ無いですょ
一歩後ずさる
ゴンっ!ですから
おデコを真っ赤にして帰ったものです。

楽譜にもバシバシとフルートで突くものですから
間違えるヶ所が破れて音符が見えなくなります。
破れたヶ所を暗譜出来てなければ
私のおデコがまた赤くなる(笑)
そして罵詈雑言
この繰り返し。
(暗譜→楽譜を覚える事)

結果、コンテストでは1位、最優秀賞を頂きましたが

それでも

「あの程度の楽器で賞が取れるなんて」

1ミリ足りとも 褒めてもらえません( ̄∀ ̄)アハ

ですが、
行きたくない!!
なんて事はなく
ただ賞が取りたい。その一心だから
先生の言動は多少ビクツクものの
新しいテクニックを指導してもらう充実感もあり
しがみついていましたね。

そのおかげか?
のちの音楽高校生活、
担任の先生が強烈でしたが、危機から回避する術を
感覚的に習得できるようになっていた気がします。(本当は一番書きたいところ。笑。愛ゆえですよ!)

大学、声楽のレッスンでも

伴奏者ピアニストを自分で見つけてレッスンに同行してもらい弾いて頂きます。

学生内でピアニスト争奪戦 vs 先生

先生が気に入らなければ、容赦無く、次を探しなさいと
…………ピアニストに丁重に本当に申し訳無かったと何度も謝ります。

ピアニスト. 歌 vs 先生

この瞬間は映画のセッションさながらの緊迫感

「あなた
いいわね、歌心あるわね、いいわ、村田さんよくこんな方連れてこれたわね^_^」
と言った瞬間は
心の中でガッツ!!!!(*•̀ㅂ•́)و

もし
先生が怪訝そうに無口だと
背筋が凍りつきます。😱

この伴奏者ピアニスト探しに時間を取られる学生はなかなか辛いです。
何度も何人にもピアニストに申し訳無い事になる訳にはいかないのですから。
嫌な思いは一度お願いした以上させたくありません。

またある日、
順番前の生徒がレッスンしているのを聴講しながら待ちます。
ピリピリイライラ雰囲気の中
後の順番待ちで居る私に

「村田さん、あなた部屋から出て行って」

(え?!)

「この人の歌を聴いてたら、あなたの歌まで駄目になるわ。出て行って。」

(えぇぇ……)

なんとも恐ろしい気配になり
すごすご荷物まとめて、体小さく丸めて出ていきます。

これは実は納得なんですが、
喉を閉めて、締めて歌ってる人の歌を聞くと
私の喉も苦しくなるんです。
クラシックのコンサートに行って
最後まで苦しくて聴いて居られずに途中退席する事しばしば。

ポップスも昔からTVのチャンネルを変える歌手がいます。
言わないけど。( ºωº; )

え?ワルグチしか書いてないじゃないか?
親のカタキか!っ?!
気のせいです。

映画の内容に基づいての私の経験談

音楽を習ってる子がフワフワと育っているかというと
違うのです。
よく勘違いされますが
音高、音大まで出ていると
打たれ強い人間が形成されてます。
何を言われようが意に介しません(笑)
(個人差はあります。)

学校やめろ
音楽やめろ
罵詈雑言、罵倒され、小突かれ、叩かれ、
それでも食い付いていきます。
学校やめません。(笑)
打たれ強くもなりますね。
(個人差はあります。)

この映画の一般的な賛否両論はコレらかと。
音楽家が観るとまた論点は違うでしょう。

ピアノのレッスンでは
手を叩くなんてよくある話ですが
弾いてる最中に蓋をイキナリ閉められる荒技(笑💦)
もあった?そうな。
生徒は俊敏に手を引かなければ無論、指を挟まれます。

音大時、
レッスンで
先ず口紅くらいひいてきなさい!
あなた前に立つ人間、歌い手よ!
華やかさを備えなさい!
(ジーンズ、つっかけサンダルもNG)

普段の女性としての在り方、振る舞い方を
教えて下さったのは
今に活きてるのかわかりませんが(・・;)
気の強さ、強情さは活かされてます。(・・;)
しぶとさもその一つでしょうね。

まだまだ書ききれない(書けない)事は沢山ありますが、
『セッション』
と私の懐かしい記憶が重なったんですね。

今、ボーカルレッスンはいろいろと制約があり
難しい時代です。
昔は腹式呼吸を習う為に先生、生徒のお腹、腰を触る、触られるなんて当たり前で
何もイヤラシイ気持ちなぞありません。
しかし今は触るとセクハラになるんですよね。
触らせるのも同様。
(私が講師として働いた学校が特別そうだったのか?
わかりませんが)

セクハラ
パワハラ
もちろん行き過ぎなセクシャルな事例は話になりませんが、

長々となりましたが、(いゃ。まだ続く)
『セッション』
若かりし時の
'なにクソ!'精神を想い出しました。

うまくいかない事は山ほどあります。
山ほどあるから、いちいち反応するなと言われますが
無感情でいる事に慣れてしまう方が怖いんです。私は。
'くっそ!なんだよ!'
熱は発したいのです。
'そんなもんだ〜ハイ次〜'
と流してしまう事に慣れてしまうと
歌にも表れてしまうような。

不器用です。

歌い手は、常に感情剥き出しで鬱陶しくて
良いものだと思ってます。
(向ける相手にもより、向けられる相手はたまったものじゃありませんが。( ̄▽ ̄;))

いい子ちゃんに
執念の歌が歌えますでしょうか?
情念を歌えますでしょうか?

何度も言います。

不器用です。

この音楽映画に
細かい、楽語、テクニック要素、
イジメレッスン要素を酷評する意見より
(罵詈雑言、言い過ぎ感は否めませんが)

単純にストーリー、ハッとさせられる緊迫感、
感動を味わってもらえたら?
私には感化させられた作品でした。

私個人、偏った感想ではありましょうが、

二軒映画ハシゴ予定でしたが
お腹いっぱい胸いっぱい頭パンパン
緊迫感で身体クタクタ
帰路。🏠

誕生日辺りに行ったかな?
この時期は空いててど真ん中でした。
映画館
おひとり様の醍醐味!

もう一つ、観そびれたのは

『ザ・トライブ』

 

長かった💨

読み返すチカラが足りてません。

何度か修正するでしょう。(˶‾᷄ꈊ‾᷅˵)

⚠今の音楽学校事情は知りませんゆえ。

ばいちゃ。

村田千沙YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCIuL2ehKqyGy4EGyvygqpWQ

チェアエクササイズdvd曲
「Moon」お月さま配信中

「わたりどりの歌」

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